災害の規模によっては自宅で待機することが安全につながる場合もあります。家屋にも浸水や強風に備えが必要になります。
日頃の点検
家屋のチェックポイント
家屋を風水害から守るためにも、以下のチェックポイントを参考にしながら、減災の備えができているかを定期的にチェックしましょう。台風や豪雨が迫ってからの対策は危険です。
災害前の点検
強風対策
台風が接近した場合においては、強風による家屋の被害も想定されます。ニュースなどの情報媒体からあらかじめ接近を予測できる場合には、以下のような処置が有効になります。
ベランダ
〇鉢植えや物干しざおなど飛散の危険が高いものは屋内へ移動する
窓
〇飛来物に備えて外側を板で塞ぐなどの処置をとる
屋内
〇浸水の恐れのある場所では家財道具や生活用品を高いところに移動する
簡易水防工法
小規模な水害で、水深の浅い初期の段階であれば、簡易水防工法で浸水を防ぐことができます。ただし、これらはあくまで簡易的な応急措置に過ぎません。規模が大きくなりそうな水害に対しては早めに避難しましょう。